年齢を重ねるとともに、ファッションの選択肢が狭まっていく気がしませんか?「もう若くないから」「体型を隠さなきゃ」「着心地は悪いけど高かったから」そんな風に、我慢や妥協をしていませんか?
わたしは若い頃と明らかに体質が変わって、化学繊維の服を着ると肌がかゆくなるし、体臭がひどくなることに気付いたの。綿や麻素材の服は本当に気持ちがよくてストレスフリー。探せば素敵なものもたくさん! 50代からは我慢しないオシャレを楽しむのが正解ね。
そう、50代こそ、着心地とオシャレどちらも優先するべきです。いい意味でワガママになりましょう。特に夏は、天然素材のアイテムを取り入れて、快適でおしゃれな毎日を送りましょう。
天然素材で叶える、50代からの心地よいおしゃれ
50代になると、肌の変化や体型の悩みなど、若い頃にはなかった問題が出てくるかもしれません。さらに、更年期によるホットフラッシュや汗の増加など、身体的な変化も伴います。しかし、それはおしゃれを諦める理由にはなりません。
天然素材は、そんな悩みを解決してくれる強い味方。肌に優しく、通気性や吸湿性に優れているので、暑い夏でも快適に過ごせます。
素材 | 特徴 | デメリット |
---|---|---|
綿(コットン) | 吸湿性・通気性◎、肌触り◎、洗濯しやすい、安価 | シワになりやすい、縮みやすい |
麻(リネン) | 吸湿性・速乾性◎、通気性◎、丈夫、抗菌・防臭効果 | シワになりやすい、ごわつきがある |
絹(シルク) | 吸湿性・放湿性◎、肌触り◎、光沢、保温性、紫外線カット効果 | 繊細で取り扱いに注意、高価 |
羊毛(ウール) | 保温性・吸湿性◎、冬は暖かく夏は涼しい、弾力性がありシワになりにくい、防臭効果 | 虫食いされやすい、洗濯に手間がかかる |
カシミヤ | 非常に柔らかく軽い、保温性◎、高級感 | 非常に高価、繊細で取り扱いに注意が必要 |
更年期にこそ天然素材!その理由とは?
更年期に起こるホットフラッシュは、体温調節がうまくいかなくなることで起こります。綿や麻などの天然素材は、吸湿性・放湿性に優れているため、汗を素早く吸収し、体温を下げる効果が期待できます。
天然素材を選ぶ5つの理由
- 素肌に心地よい: 天然素材は、化学繊維に比べて肌触りが良く、敏感肌の方でも安心して着用できます。シルクやリネンは、その滑らかな肌触りで、暑い日でもストレスフリー。
- 汗をかいても快適: 綿や麻などの天然素材は、通気性・吸湿性に優れているため、汗をかいてもベタつかず、さらりとした着心地をキープできます。
- 大人の余裕を感じさせる: 天然素材は、上品で高級感のある印象を与え、大人の女性の魅力を引き立ててくれます。シンプルなデザインでも、素材の良さが際立ち、洗練されたスタイルを演出できます。
- 地球にも優しい: 天然素材は、化学繊維に比べて環境負荷が低く、サステナブルなファッションを心がける方にもおすすめです。
- 長く愛せる相棒に: 天然素材は、丈夫で長持ちするため、お手入れをしながら長く愛用できます。お気に入りのアイテムを長く身に着けることで、愛着も深まります。
50代からの決別宣言!ポリエステルは絶対に着ない5つの理由
「楽だから」「安いから」そんな理由で、クローゼットにポリエステル製の服が溢れていませんか?
50代からのファッションは、もっと自分を大切にすることから始まります。ポリエステルは、一見便利に見えても、実は私たちの体には最適とは言えません。
別にナチュラリストではないのだけど、着るものに関しては、ポリエステルはNGな体になってしまったわ。ポリエステル素材の服は一見涼しいし、柄も多彩で素敵なんだけど、着ると蒸れるし臭くなるし、快適に過ごせない。でも最近、市場に出回っているお洋服はポリエステルかポリ混合のものなどが多い気がするわね。やっぱり安価だからかしら。
ポリエステルが50代女性にNGな5つの理由
- 乾燥肌を加速させる: ポリエステルは、石油を原料とした合成繊維で、吸湿性が低く、汗を吸収しにくい素材です。そのため、肌の水分を奪い、乾燥を悪化させる可能性があります。50代になると、肌の水分保持能力が低下するため、ポリエステル製の服を着ると、より乾燥を感じやすくなります。
- かゆみ・湿疹の原因に: ポリエステルは、静電気が発生しやすく、肌への刺激が強い素材です。そのため、かゆみや湿疹などの肌トラブルを引き起こす可能性があります。特に、敏感肌の方は注意が必要です。
- 汗をかくと不快感が増す: ポリエステルは、通気性が悪く、熱がこもりやすい素材です。そのため、体温調節が難しく、汗をかきやすくなります。また、汗が蒸発しにくいため、不快なベタつきを感じることがあります。
- 体臭を悪化させる: ポリエステルは、汗を吸収しにくく、速乾性があるため、一見すると快適に思えます。しかし、汗が肌の上に残ったままになるため、雑菌が繁殖しやすく、体臭を悪化させる原因となります。特に、更年期などで汗の量が増える50代女性にとっては、注意が必要です。
- 更年期症状を悪化させる恐れも: 更年期には、ホットフラッシュや発汗などの症状が現れることがあります。ポリエステルは、これらの症状を悪化させる可能性があるため、注意が必要です。
レーヨンってどうなの?
レーヨンは、木材パルプを原料とした再生繊維です。
特徴 | レーヨン | ポリエステル |
---|---|---|
素材 | 木材パルプ(再生繊維) | 石油(合成繊維) |
肌触り | 柔らかい、ドレープ性がある | シャリ感がある、ハリがある |
吸湿性 | 高い | 低い |
通気性 | 比較的良い | 悪い |
速乾性 | 普通 | 高い |
シワになりやすさ | 高い | 低い |
水への強さ | 弱い(縮みやすい) | 強い |
静電気 | 発生しにくい | 発生しやすい |
価格 | 比較的安価 | 安価 |
環境負荷 | 比較的低い | 高い |
50代女性におすすめ度 | ◎(ただし、取り扱いに注意) | ×(乾燥肌、敏感肌、更年期症状の方は特に注意) |
レーヨンは、ポリエステルに比べて肌触りが良く、吸湿性も高いため、50代女性の肌にも比較的優しい素材と言えます。しかし、シワになりやすい、水に弱いといったデメリットもあるため、取り扱いには注意が必要です。
50代向け!天然素材のおしゃれ夏コーデ
ここでは、ライターよりこが実際に購入し愛用している夏のお洋服を紹介します。在宅ワークなので基本通販が多いです。通販って届いてみて失敗することも多いけど、ここで紹介するのは、着心地、オシャレ度からいってまず間違いのないものばかりです。ぜひ参考にしてください。
涼しげリネンワンピース: 一枚でさらりと着こなせるリネンワンピースは、夏の定番アイテム。ウエストマークやアクセサリーでアクセントをつけると、よりおしゃれに仕上がります。
天然素材のワンピースを選ぶポイントは、表生地は綿や麻だけど裏地にポリエステルが使われていないか。フレンチスリーブでもちゃんと脇をカバーし汗を吸ってくれそうか。太って見えないように、ある程度ウエストマークができるかどうか、です。
上品シルクブラウス×ワイドパンツ: シルクブラウスは、上品で華やかな印象を与えてくれます。ワイドパンツと合わせれば、大人の余裕を感じさせるリラックススタイルに。
シルクブラウスは高価だけど、50代なら持っておきたいアイテム。よいものを着ているのがひと目で分かる上質感。よりこは、半袖長袖一枚ずつ持っていて大事にしています。なにより絶対に臭くならない!笑
カジュアルTシャツ×リネンスカート: シンプルなTシャツも、リネンスカートと合わせれば、ぐっとおしゃれ度がアップ。足元はサンダルで抜け感を出すのがおすすめです。
このTシャツは本当に着心地がよくて、色違いで5枚持ってます。普段遣いはもちろん、下に涼しいリネンスカート、ワイドパンツをあわせて、大ぶりのピアスをすればちょっとしたランチにも。ちなみにボトムスはポリエステル混のスカートもアリよ。トップスほど汗をかかないから。
まとめ
50代からの夏は、天然素材で心地よくおしゃれに。更年期による体の変化も受け入れながら、自分らしさを大切にしたファッションを楽しみましょう。
どうしてもポリエステルなどの化学繊維の服を着なければいけないときは、綿やシルク素材のインナーを必ず着用するなど対策するのも手です。
断捨離も兼ねてクローゼットを整理してみて!一年着ていない服、たまに着るけど苦しかったり臭いが気になる服は、どんなにオシャレに見えても思い切って処分しましょ。クローゼットがすっきり風通しがよくなると、洋服選びのストレスもなくなり、いい事ずくめよ。
この記事を読んで、少しでも「私も着心地とオシャレ両方重視したい!」と思っていただけたら嬉しいです。 50代からのファッションは、もっと自由に、もっと快適に、もっと楽しく。 天然素材のアイテムを取り入れて、自分史上最高の夏を過ごしましょう!
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